つみたてNISAをやめてもいいと思う条件

つみたてNISAをやめてもいいと思う条件 不労所得

コロナショックの影響で、

安定感のあるつみたてNISAでも損が出ている方が結構いらっしゃると思います。

 

そのため、つみたてNISAをやめた方、

またはやめようとしている方もいらっしゃると思います。

 

私はつみたてNISAは長期間継続して行わないと、

意味がないとは言いませんが、効果が薄いと思っているので、

短期間で解約することはおすすめしません。

と言いますか、短期間でなくても基本的には解約はおすすめしません。

 

しかし、そんな中でも、つみたてNISAをやめてもいいと思う条件についてお話します。

つみたてNISAをやめてもいいと思う条件

それでは結論です。

つみたてNISAをやめてもいい思う条件
  1. 投資に回すお金がない方
  2. 今後つみたてNISAをしないと決めた方

なんだか2つとも、当たり前のようなことを言っていると思いますが、一つずつ詳細を説明します。

 

投資に回すお金がない方

私は基本的に、

投資は余剰資金でやったほうがいいもの

という考え方なので、生活費を削ったり、生活防衛資金となる貯金を削ってまで投資はしないほうがいいと思っています。

 

そのため、つみたてNISAも

投資に回す余剰資金がない方はやめるべき

だと思います。

 

例えばコロナショックの影響で投資に回すお金がなくなり、

当初は投資用ではなく、何かあった時の非常用に貯金していたお金をつみたてNISAに回すということはおすすめしません。

 

なぜならそういう場合、いずれその貯金も底をつきてしまい、投資どころか貯金すら、なくなってしまう可能性が高いからです。

もちろん、貯金がなくなるといった事態になれば、つみたてNISAで投資したお金を現金化して貯金に回すことはできますが、その時に現金化したお金が、投資金額よりもプラスに転じているかもわかりません。

 

なんだかここまでの話だけだと、投資に回せるお金がなくなってきたら、すぐにつみたてNISAをやめたほうがいいみたいな感じになっていますが、そうとも限りません。

 

というのも、

つみたてNISAで毎月、または毎日投資している金額を減らすこと

という、もう一つの手もあるからです。

 

例えば、月に3万3千円投資している金額を2万円、1万5千円など、今後も長期的に続けていけそうな金額に下げるという対応です。

金額を増やしたり減らしたりを繰り替えしすぎるのはあまり良くないかとは思いますが、苦しみながらの投資は本末転倒だと思うので、現在の家庭の経済状況を鑑みて、現実的に長期的に投資していけそうな金額まで下げるというのは一つの方法だと思います。

 

最悪のケースは、せっかく始めた投資(つみたてNISA)だからと言って、貯金をけずって投資を続けたが、半年や1年で貯金が尽きてしまい、結局はつみたてNISAをやめることになってしまい、そのつみたてNISAもマイナスの状態で現金化しなければならなくなるという事態なので、これだけは避けたいですね。

今後つみたてNISAには戻ってこないと決めた方

それでは次に、つみたてNISAをやめてもいい思う2つ目の条件についてです。

 

私自身、つみたてNISAを始める前にNISAをしていた時期がありました。

しかし、色々考えた結果、つみたてNISAを個人年金ぐらいの気持ちに思って長期的に投資していくことを決心しました。

 

NISAよりもつみたてNISAの方が後にできた制度なので私のような方はたくさんいらっしゃると思います。

 

ここで一つ注意なのですが、NISAよりもつみたてNISAのほうがいいとか、そういうことが言いたいわけではないということです。

ただ、

つみたてNISAとNISAをコロコロ変えるのがよくない(1年などで)

と思います。

 

特につみたてNISAを一定期間行っていた場合、一定期間コツコツ複利を得ながら築いてきたものを一気に壊すことになってしまうので、慎重な判断が必要だと思います。

 

ただし、NISAを活用して成長株の売買や高配当株の配当金で利益を最大限得ることも大道の投資なので、そちらの投資を選ばれた方は、全然それで良いと思います。

 

NISAとつみたてNISAのどっちをとるか、どっちが向いているのかは人それぞれで、各々の家庭の経済状況、余剰資金、個人の性格、投資の方針などにもよると思いますが、投資初心者でコツコツと投資できそうな方にはつみたてNISAのほうがおすすめですね。

まとめ

ここまで、つみたてNISAをやめてもいいと思う条件について説明してきましたがいかがでしたでしょうか?

コロナショックにより、ご家庭の経済状況、投資状況も大きく変化していると思いますので、つみたてNISAについても一度深く考えてみるのもいいかもしれませんね。

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